(27日、第106回全国高校野球選手権大阪大会準決勝 大阪桐蔭12―2履正社=五回コールド)

 今春の選抜大会8強で、2年ぶりの夏の甲子園をめざす大阪桐蔭が、昨夏代表の履正社をコールドで破り、決勝進出を決めた。28日の決勝で、大阪桐蔭は東海大大阪仰星と対戦する。

 昨年の大阪府大会の決勝で0―3で敗れた履正社と対戦した大阪桐蔭。一回に2点を先制されたが、直後に5点を奪って逆転。二回に6点、三回に1点を加え、五回コールド勝ちを決めた。

 大阪桐蔭はこれまで全国選手権に12回出場し、優勝5度を数える。今夏は2018年夏の第100回大会以来の全国制覇をめざしている。

 履正社は激戦区の大阪で近年実力を示し、2019年夏には甲子園大会で初優勝。昨夏の甲子園も2勝し、3回戦で仙台育英(宮城)に3―4で敗れた。

 今年は春の近畿地区大会大阪府予選4回戦で大阪学院大に8―9でサヨナラ負け。夏の大阪大会はノーシードで迎え、同校初となる2年連続の全国選手権大会への出場を狙ったが、及ばなかった。

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