第106回全国高校野球選手権新潟大会(朝日新聞社、県高校野球連盟主催)で初優勝を飾った新潟産大付の選手らが30日、新潟県庁を訪問し、鈴木康之副知事に甲子園での抱負を語った。

 訪れたのは、平野翔太主将ら野球部員と吉野公浩監督たち。平野主将は、新潟明訓や日本文理、中越といった強豪校を次々に破った新潟大会の戦いについて「一つひとつ勝っていくにつれて成長していると実感した」。特に決勝の帝京長岡戦では「チーム一丸になって食らいつき、初優勝できた」と振り返った。そして、「甲子園では今までやってきた機動力野球で戦う。最後まであきらめずに戦ってきます」と話した。

 吉野監督は「柏崎から甲子園(出場)が決まり、市内が盛り上がっている。今度は甲子園で勝って県民のみなさまにいいニュースを届けたい」と話した。鈴木副知事は「さわやかな新潟産大付旋風を甲子園で吹かせて下さい」と励ました。

 全国選手権大会は8月7日に開幕する。(井上充昌)

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