■プロ野球 ロッテ 6-2 西武(31日・ZOZOマリンスタジアム)

ロッテは西武に快勝し同一カード13連勝を飾った。試合は1回裏に3番・ポランコ(32)、4番・ソト(35)の2者連続ソロ本塁打で2点を奪った。3回裏にはポランコが2打席連続の15号ソロ本塁打を放つなどリードを広げた。さらに中盤以降も得点を重ね6得点。投げては先発・メルセデス(30)が5番・外崎修汰(31)に2ラン本塁打を浴びるも7回2失点の力投で今季3勝目を挙げた。同一カード13連勝は65年の中日(サンケイ戦)に並ぶプロ野球記録となった。

前日の試合では6ー6の同点で迎えた9回裏、2死満塁から小川龍成(26)のバントヒットで劇的勝利を飾り、球団新記録となる同一カード12連勝。またリーグタイ記録ともなった。

この試合の先発・メルセデス(30)の立ち上がりは先頭の源田壮亮(31)を空振り三振、2番・奥村光一(24)を二ゴロに。しかし3番・蛭間拓哉(23)に中安打を放たれ出塁を許した。しかし4番・山村崇嘉(21)を右飛に打ち取り無失点に凌いだ。

打線はその裏、西武の先発・青山美夏人(24)に対し先頭の髙部瑛斗(26)は遊直、2番・小川が左飛に。しかし3番・ポランコがフルカウントから右中間へのソロ本塁打を放ち先制点を挙げた。さらに4番・ソトにもレフトスタンドに飛び込む本塁打が飛び出し2点目を加えた。

3回裏には1死走者無しからまたも3番・ポランコが2打席連続となる右本塁打を放ち3ー0とリードを広げた。

打線の勢いは止まらず中盤に入った4回裏、無死走者無しから6番・佐藤都志也(26)がレフトフェンス直撃の二塁打を放ち出塁すると7番・安田尚憲(25)の遊ゴロの間に佐藤は三塁へ。続く8番・友杉篤輝(23)がレフトへの適時打を放ち4点目を挙げた。

しかし6回表、3番・蛭間に中安打を放たれ2死一塁で迎えた5番・外崎にセンターへの2ラン本塁打を浴び4ー2と詰め寄られた。

その直後の6回裏、西武の2番手・水上由伸(26)に対し2死二塁と追加点のチャンスを迎えると9番・藤原恭大(24)も中安打で繋ぎ走者一、三塁に。1番・髙部のライトへの適時打となり5点目の本塁を踏んだ。

終盤の7回裏、西武の3番手・ヤン(27)に対し1死走者無しから3番・ポランコがこの試合3本目となるソロ本塁打をレフトスタンドへ。6ー2と突き放した。

メルセデスは7回99球を投げ2失点で降板。8回表からは2番手・国吉佑樹(32)がマウンドに上がり無失点に抑えると9回表は3番手・吉田凌(27)が無失点に抑え試合終了。ロッテは西武にカード2戦目で勝ち越しとなった。

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