体操男子個人総合で2連覇を目指した橋本大輝は6位に終わった。それでも「新しい歴史を見られて幸せ」と、団体でともに戦った岡慎之助の金メダルをたたえた。
五輪2連覇の内村航平さんから引き継ぐ形で五輪王者になった。「正直、この3年間はしんどかった」。追われる重圧。パリ五輪前には指のケガも加わった。満足のいく演技ができず、この日も「連覇する意識はなかった」と打ち明けた。
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ただ団体で2大会ぶりとなる金メダルを獲得できたことは救いだった。「エースとしてできたかは知らないけれど、みんなのために戦えた。悔いのない大会でした」
2歳下の新王者が誕生し、国内の競争はさらに高まる。「次のロス(五輪)に向けて一緒に戦えるよう鍛え直していきたい」と笑顔で誓った。
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