世界ランキング9位の日本は、29日に行われた予選リーググループCの初戦で、世界1位でオリンピック8連覇を目指すアメリカに76対102で敗れ、1日は世界19位のドイツと対戦しました。

第1クオーター、日本はターンオーバーを5つ喫するなどミスが出て、16対21とリードされました。

第2クオーターは、高さのある相手に対してオフェンスリバウンドをとって得点につなげたほか、林咲希選手のドライブから高田真希選手のスリーポイントで同点に追いつきますが、その後は連携にミスが出て36対42と6点をリードされて試合を折り返しました。

第3クオーターは、日本が立ち上がりに高田選手が2本のスリーポイントを決めるなどして再び同点に追いつきます。

しかし、その後は相手の高さに苦しめられて49対59と差を広げられるなど、追いついてもなかなか勝ち越せないもどかしい展開が続きました。

そして、最終の第4クオーターでは開始早々に宮崎早織選手がスピードを生かしたドライブから連続で得点をあげるなどして追い上げますが、最後はリバウンドでドイツの高さに苦しめられて差を広げられ、日本は64対75で敗れました。

この試合、日本は得意のスリーポイントシュートで成功率が30パーセントにとどまり、高さのあるドイツに対して精度を欠きました。

これで日本は予選リーグで2連敗となり、決勝トーナメント進出を目指して日本時間4日に世界6位のベルギーとの最終戦に臨みます。

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