パリ五輪第8日の8月2日、日本勢は銀メダル1個、銅メダル1個を獲得した。
フェンシング男子エペ団体の日本(見延和靖、山田優、加納虹輝、古俣聖)は準決勝でチェコを45-37で退けメダルを確定させると、決勝は大接戦の末、ハンガリーに25-26で敗れたが、銀メダルに輝いた。東京五輪の金に続き、2大会連続の表彰台となった。
銅メダルを獲得したのは、バドミントン混合ダブルスの渡辺勇大、東野有紗ペア。3位決定戦で韓国ペアを2-0のストレートで下し、こちらも東京五輪に続く銅メダルとなった。女子ダブルスの志田千陽、松山奈未組は準決勝で敗れ、3日の3位決定戦に回った。
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卓球は女子シングルス準決勝があり、早田ひなは世界ランキング1位の孫穎莎(中国)に0―4で敗れた。早田も3日の3位決定戦に回り、メダル獲得に挑む。
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バレーボール男子の日本は、米国に2セットを先取されたが、続く第3セットを25-18で取った。1セットを取った時点で、セット率の関係で準々決勝進出を決めた。
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サッカー男子の日本は、準々決勝でスペインに0-3で完敗。八村塁をけがで欠いたバスケットボール男子の日本はブラジルに84-102で敗れ、1次リーグ3連敗となり決勝トーナメント進出を逃した。
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柔道の男子100キロ超級では、斉藤立が3位決定戦でアリシェル・ユスポフ(ウズベキスタン)に敗れ、メダルはならなかった。女子78キロ超級で五輪2連覇を狙った素根輝は、敗れた準々決で左ひざを負傷し、敗者復活戦を棄権した。
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競泳の混合400メートルメドレー予選の日本は松山陸、谷口卓、平井瑞希、池江璃花子とつなぎ、初の決勝進出を決めた。男子200メートル個人メドレーの瀬戸大也は7位。
トランポリン女子は決勝があり、森ひかるは6位だった。ゴルフ男子は第2ラウンドが行われ、初日首位発進した松山英樹が68で回り、通算11アンダーで首位タイをキープした。
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