IOCのバッハ会長はパリオリンピック9日目の3日、メディアの拠点となっているIBC=国際放送センターを訪れ、日本のメディアのインタビューに応じました。バッハ会長はまず、17日間の全日程の半分以上を終えたパリ大会について「前半だけでもすばらしさが見られた。パリだけでなくフランス中が愛の都で行われるオリンピックを愛し、選手の情熱や活躍に夢中だ。世界中でテレビやデジタルメディアの視聴者が増加している」と評価しました。『広く開かれた大会』をスローガンに掲げる今大会ではセーヌ川で開会式が実施されたほか、メダリストの祝賀イベントなどが行われる『チャンピオンズパーク』がパリ中心部に設けられるなど新しい試みが行われています。これについてバッハ会長は「非常に成功している。とてもインクルーシブで、国民すべてがオリンピックに参加している。ただ大会を見るだけではない。人々が開会式からオリンピックの一部となっている」と話しました。そのうえで、「まさしく『広く開かれた大会』で大会成功にふさわしいスローガンだと思う」と順調に大会が進んでいるという認識を示しました。

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