【MLB】アスレチックス 0−10 ドジャース(8月3日・日本時間4日/オークランド)
【映像】大谷、衝撃「30-30」達成の瞬間
もしかすると、大谷翔平投手にとってオークランド・コロシアムは歴史を作る球場なのかもしれない。大谷が所属するドジャースはアメリカン・リーグ西地区最下位のアスレチックスと対戦。大谷も「1番・DH」で先発出場してマルチ安打を記録した。9回表に今季30個目の盗塁を達成し、シーズン30本塁打、30盗塁の「30-30」を日本人メジャーリーガーとして、そしてDHの選手として初めて達成してみせた。
ドジャースが4点リードで迎えた9回表、この回の先頭打者として打席に入った大谷は、この回からマウンドに上がったミュラー投手と対戦。変化球を中心に投げてくるミュラーに対し、大谷は真ん中低めに来た3球目の136キロのスライダーを叩くと、打球は二遊間を一気に抜けていくセンター前ヒットに。これで大谷は5試合ぶりとなる41度目のマルチヒットを達成した。
安打数でもリーグ2位に付けた大谷だったが、これに飽き足らず続くてオスカー・ヘルナンデス外野手が打席に入ると、カウント0-1のところでスタート。高めのストレートだったため、厳しいかと思われたが、それでもランゲリアーズ捕手の送球よりも大谷の足が速く、二塁への盗塁を成功させた。
これでこの日2個目の盗塁となり、シーズンでは通算30盗塁目。ここまでに33本塁打を放っている大谷はこれでシーズン30本塁打−30盗塁の「30−30」を達成。名門ドジャースでも3人しか達成していないという大記録は日本人メジャーリーガーとしても、そしてDHをメインにする選手としても史上初。それを2018年に大谷がメジャーリーガーとしてデビューしたオークランド・コロシアムで達成してみせた。
また一つ、偉大な記録を成し遂げた大谷に対し、視聴者は「大谷さんおめでとう!」「これもまた歴史的瞬間!」「40-40まじであるな!」と大記録達成を喜び、次なる目標の「40-40」への期待を寄せていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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