■パリオリンピック™ 体操男子種目別 鉄棒 決勝(日本時間5日、ベルシー・アリーナ)

体操男子種目別・鉄棒の決勝で個人総合の金メダリスト・岡慎之助(20、徳洲会)が出場し、金メダルを獲得した。岡は今大会、団体の金メダル、個人総合金メダルに続く、3冠を達成した。

体操で五輪1大会で4個のメダル獲得は、日本勢では1984年ロサンゼルス五輪の具志堅幸司さん(5個)以来、40年ぶりの快挙となった。

種目別の平行棒で見事銅メダルを獲得した岡が、約1時間半後に行われた鉄棒の決勝にも挑んだ。まずは序盤で、離れ技のコールマンを成功させると、その後も安定した演技を披露、着地もピタリと止めてガッツポーズを見せた。得点は14.533をマークした。他の選手たちが落下や着地の失敗などが相次ぎ、岡の金メダルが確定した。

予選を勝ち抜いた上位8人による決勝。予選の得点は持ち越さず、決勝での一発勝負となる。東京五輪では橋本大輝が金メダルに輝き、日本勢に2連覇の期待がかかる。個人総合金メダルの岡は予選を5位、種目別のあん馬で6位入賞の杉野は予選を3位で、それぞれ通過した。

【種目別鉄棒 結果】
金 岡慎之助  14.533
銀 A.バラハス 14.533
銅 張博恒 13.966

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