体操の男子種目別、平行棒の決勝は、5日、予選を通過した8人の選手が出場し、1回の演技の得点で争われました。

予選3位の岡選手は、手足の先までまっすぐに伸びた美しい倒立姿勢を決めると、着地もピタリと止めて、15.300をマークし、銅メダルを獲得しました。

岡選手は団体と個人総合の金メダルに続いて、3つ目のメダルとなりました。この種目で日本選手がメダルを獲得するのは2004年、アテネ大会で冨田洋之さんが銀メダルを獲得して以来、20年ぶりです。

また、予選8位の谷川航選手は持ち味の力強い演技を見せたものの途中で乱れ、14.133の得点で6位でした。

金メダルは16.200の高得点をマークした中国の鄒敬園選手が2連覇を果たしました。銀メダルは、ウクライナのイリア・コフトゥン選手で15.500でした。

谷川航「次に向けていい経験になった」

6位の谷川航選手は「メダルを狙っていたので取れなかったのは悔しい。完璧を出さないとと狙いにいった結果あまりよくない演技になってしまった」と話し、悔しそうに演技を振り返りました。谷川選手はこれで今大会、すべての種目を終え「とりあえずやりきったなという感じが強い。団体で金メダルを取って、種目別まで出場できたのは幸せなことだと思うし、次に向けていい経験になったと思うので、またここから頑張りたい」と話していました。

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