■パリオリンピック™陸上 男子3000m障害予選(日本時間6日、スタッド・ド・フランス)

男子3000m障害の予選が行われ、2大会連続出場の三浦龍司(22、SUBARU)が8分12秒41の組4着で決勝進出を決めた。

予選2組に登場した日本記録保持者の三浦。決勝に進むためには上位5着までに入る必要がある。スタート直後には、集団の中ほどに位置した。2周目に入る手前で順位を上げて4番手につける。障害物も軽やかに飛び越え、徐々に上位3人の後ろに迫ると、残り半分を切った所で、一人抜いて3位に上がる三浦。

そして3位のまま、残り3周に突入。残り2周で4番に下がり、ラスト1周の直前で5番手に下がった。それでも、残り200mでピッチあげて4位に浮上。そのまま4着でフィニッシュした。三浦は2大会連続の決勝進出を決め、8日の決勝に挑む。

「予選にしてはかなりレベルが高かったし、ハイペースの流れだったので自分としては良い感覚の中で走れたと思ってます」とレースを振り返った三浦。2大会連続の決勝に向けて「予選同様全力でぶつかっていくしかないですし、その中で自分の最高のパフォーマンスをしていけるところまでやっていきたい」と意気込んだ。

東京五輪では予選で8分09秒92の日本新記録をマーク。決勝では日本勢初の7位入賞を果たした三浦。2023年6月の日本選手権を3連覇し、翌週のダイヤモンドリーグで8分09秒91と、自身の日本記録を0秒01塗り替えた。さらに8月の世界陸上ブダペストでも6位入賞を果たした。

同じく、2大会連続出場の青木涼真(27、Honda)は8分29秒03秒の予選3組8着で、予選敗退となった。

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