パリ五輪第11日の8月5日、日本勢は金メダル1個、銅メダル1個を獲得した。

 メダルを取ったのはいずれも体操男子の岡慎之助。この日行われた種目別決勝の平行棒で銅メダルを獲得すると、続いて行われた鉄棒では、高い実施点(Eスコア)をマークするきれいな演技で、金メダル。岡は団体総合の金、個人総合の金と合わせてメダル四つを獲得し、競技を終えた。

 バレーボールの男子は準々決勝があり、日本がイタリアから2セットを先取したものの、2―3(25―20、25―23、25―27、24―26、15―17)で逆転負けし、4強進出はならなかった。

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 レスリングは競技が始まり、東京五輪銀メダルの男子グレコローマンスタイル60キロ級の文田健一郎が準決勝を突破し、銀メダル以上を確定させた。初の金メダルをかけて、6日の決勝に挑む。女子68キロ級の尾崎野乃香は準々決勝で東京五輪銅メダルのキルギス選手に敗れた。

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 卓球の女子団体は第2シードの日本(早田ひな、平野美宇、張本美和)が3―0でポーランドを下し、ベスト8進出。男子団体(戸上隼輔、篠塚大登、張本智和)も豪州を3-0で退け、8強入りを決めた。

 陸上は男子3000メートル障害予選で、三浦龍司が8分12秒41で走って決勝進出。青木涼真(8分29秒03)は予選突破はならなかった。男子棒高跳びでは、アルマント・デュプランティス(スウェーデン)が6メートル25の世界新記録を打ち立てた。

 スポーツクライミングは男子複合準決勝のボルダー準決勝があり、17歳の安楽宙斗(そらと)が計69・0点で1位、楢崎智亜が計54・4点で2位で終えた。7日に行われるリードを戦い、ボルダーとの合計点が高い上位8人が、決勝に進出する。

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 水球男子は1次リーグ最終戦があり、4連敗で向かえた日本は強豪のオーストラリアに14-13で逆転勝ち。1次リーグ突破はならなかったが、一矢報いた。

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