パリオリンピックでは選手や審判に対してSNSなどでひぼう中傷が相次ぎ、選手の悲痛な訴えに加えてJOC=日本オリンピック委員会が異例の声明を出す事態となっています。

バレーボール男子日本代表の小野寺太志選手は、準々決勝敗退後、SNS上などでひぼう中傷を受けたことを明らかにしました。

これを受けて日本バレーボール協会は7日、ホームページ上で川合会長のコメントを発表しました。

川合会長は「SNSのコメントやメッセージは形に残ります。愛とリスペクトのこもったメッセージであれば例えそれが批判であっても、選手力向上に向けたスパイスとなり選手にとっての活力になります。一方で、怒りに任せた暴力的なコメントやアスリート本人の尊厳を傷つけるようなメッセージ。悪口をいうことで人を傷つける行為、いわゆる『ひぼう中傷』を見過ごすことはできません。うまくいく日、いかない日、誰にでも同じようにそういった日が巡ってくる」などとし、アスリートも生身の人間であり、配慮のある対応を求めています。

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