■パリオリンピック™ AS・チームアクロバティックルーティン(日本時間8日、アクアティクスセンター )
アーティスティックスイミング日本代表は、チーム最後の種目であるアクロバティックルーティン(AR)に臨み、5位となった。チームとしては2016年リオ以来2大会ぶりのメダル獲得はならなかった。中国が初の金メダルに輝き、銀メダルにはアメリカ、銅メダルはスペインが獲得した。
演技時間3分の間に7つのアクロバット動作(技)を出して競う、アクロバティックルーティン(AR)。4位の日本は7番目に登場。アリゲーターをイメージした緑のコスチュームで登場し、まず高さのあるリフトを披露。そして360度回転してからのジャンプなども鮮やかに成功させる。繋ぎの足技も綺麗に揃えたマーメイドジャパン。堂々の演技を披露し3分間を終え、笑顔を見せたが、得点は252.7533で、TR、FR、ARの合計は880.6841となり5位に終わった。
8人編成で行われるチームはテクニカル、フリー、アクロバティックの3つのルーティンの合計得点で順位が決まる。
6日に行われたテクニカルルーティン(TR)で日本は、演技終盤の脚技で脚の角度に乱れがあると判断され、大幅に減点された。これに対し、試合後に500スイス・フラン(約8万5000円)と共にプロテスト(抗議)を申請。審判団が映像を再確認した結果、脚の角度に問題はないことが認められ、減点が取り消され、順位は6位から3位に浮上。500スイス・フランも戻ってきた。
テクニカルルーティン(TR)で順位が6位から3位に変更された日本は、2種目目のフリールーティン(FR)で343.0291点をマークし6位、合計ポイントは627.9308点で総合順位は4位に入った。1位は中国で712.4455点。2位はアメリカの643.0255点、3位にはスペインが633.6119で続いた。
【ASチーム順位】
金 中国
銀 アメリカ
銅 スペイン
4位 フランス
5位 日本
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