オリンピック初出場の藤波選手は1回戦でおととしの世界選手権を制したアメリカの選手と、準々決勝は同じ大会で準優勝だったモンゴルの選手と対戦し、どちらもフォール勝ちで勝ち上がり準決勝に進みました。
準決勝では東京オリンピック銀メダリストの中国の※ホウ倩玉選手と対戦しました。
藤波選手は前半から巧みに相手の背後を取り6ポイントをリードして後半に入ると、得意のタックルから素早く相手の足を取ってポイントにつなげるなど。最後まで順調にポイントを重ねて10対0のテクニカルスペリオリティで勝って決勝進出を決めました。
これで藤波選手は公式戦での連勝記録を「136」に伸ばし、日本時間9日未明に行われる決勝で金メダルをかけて、エクアドルのルシア ヤミレト・ジェペス グスマン選手と対戦します。
※ホウはまだれに龍
藤波朱理選手
「なかなか味わうことができないいっぱいの観客席に母や祖母も応援に来ていたので、目に焼き付けてパワーをもらって試合に挑んだ。オリンピックチャンピオンになるためにここに来たので、あしたもう1本集中して自分のレスリングをして必ず勝ってオリンピックチャンピオンになりたい」
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