■パリオリンピック™ ウエイトリフティング 女子49キロ級(日本時間8日、パリ南アリーナ)

ウエイトリフティング女子49キロ級の鈴木梨羅(25)が初出場の五輪で8位に終わった。。日本勢の女子として4大会連続の表彰台はならなかった。

一気にバーベルを頭上まで持ち上げる「スナッチ」と、最初に鎖骨付近まで引き上げ、次の動作で頭上に上げる「クリーン&ジャーク」を各3回ずつ行い、それぞれの最高重量の合計によって順位を決める。

鈴木はスナッチで最高、83kgを上げた。そして、クリーン&ジャークの1回目の試技で108kgを成功。合計191kgで4位につける。2回目は112kgに挑戦するが失敗、8位に順位を下げる。3回目は117kgに挑戦した鈴木だが、途中でバーベルを落とし失敗。初の五輪を8位で終えた。

女子は48キロ級で三宅宏実が2012年ロンドン(銀)と2016年のリオ(銅)、2021年東京では59キロ級で安藤美希子が銅メダルを獲得しており、4大会連続の表彰台となった。

鈴木は代表入り後に「未知の世界ですごく不安に感じることもあるのですが、どれだけ自分が楽しんで当日を迎えられるか。どんな時も笑顔で表彰台に立つ自分をイメージしながら自分らしくパリでバーベルを持ち上げてきたい」と話していた。

■鈴木梨羅(すずき・りら)
1998年9月6日生まれ、千葉県白井市出身 県立松戸国際高~早稲田大~ALSOK 2021年世界選手権2位、2024年アジア選手権2位、2024年ワールドカップ4位

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