日本からは3人が出場します。

東京大会で6位入賞した33歳の大迫傑選手は2大会連続の出場です。

大迫傑選手

さらに、マラソン歴わずか2年で急成長を遂げた28歳の小山直城選手。

小山直城選手

26歳の赤崎暁選手がともに初めてのオリンピックのレースを走ります。

赤崎暁選手

前人未踏のオリンピック男子マラソン3連覇を目指すケニアの39歳、エリウド・キプチョゲ選手の走りにも注目が集まります。

2022年に2時間1分9秒のタイムをマークし、39歳で臨むパリ大会でも記録更新を狙います。

マラソン会場 最大高低差は156m 起伏多いのが特徴

陸上、マラソンの会場には、パリ市庁舎をスタートしパリやその近郊の数多くの名所を巡りナポレオンのひつぎが安置されていることで知られるアンバリッドでフィニッシュする42.195キロのコースが採用されました。

市庁舎の前をスタートしたあとは、セーヌ川に沿ってルーブル美術館やコンコルド広場の前を通り、23キロ地点のベルサイユ宮殿近くが折り返し地点となっています。

そして後半は、再びセーヌ川沿いに戻り、パリの中心部に向かってエッフェル塔の前を通過し、アンバリッドでフィニッシュするコースです。

沿道では無料で観戦することができますが、フィニッシュ地点は、有料で観客を入れる計画です。

コースの最大の特徴は、起伏の多さで最大高低差は156メートルにも達し、特に中盤の20キロから30キロ地点にかけては過酷なアップダウンが待っています。

パリオリンピックの組織委員会によりますと、このコースは1789年に食糧難に苦しむ市民たちがパリ市庁舎からヴェルサイユ宮殿まで歩いて国王や議会に対する抗議の意志を示した「ベルサイユ行進」に着想を得たということです。

この行進が女性を中心に行われたことにちなんで、今大会では、1984年のロサンゼルス大会で女子マラソンが採用されて以来、初めて、男女の日程が入れ替わり、女子のレースが陸上競技全体の最後の種目として行われるスケジュールとなっています。

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