■マスターズ 1日目(日本時間11日~12日、ジョージア州・オーガスタナショナルGC)

ゴルフの祭典、マスターズが開幕。5度の優勝を誇るタイガー・ウッズ(48、アメリカ)は13番を終え、5ホールを残して初日は日没順延に。この日は2バーディ、1ボギー、通算1アンダー、暫定17位タイでホールアウト。

初日は悪天候に見舞われ、当初の予定から2時間半遅れで始まった。ウッズは1番をバーディでスタートすると、2番はパーパットを沈めパトロンから大きな歓声。4番で初めてボギーとなるが、8番はツーオンに成功するとバーディを奪い、9番はパー。前半を1アンダーで折り返した。

10番ではバンカーにつかまるもパーで回り、“アーメンコーナー”の11番は3打目で見事なアプローチをみせパーセーブ。日没が迫る中、12番・13番もパーで回りアンダーパーでホールアウト。5ホールを残し2日目に挑む。

今回でマスターズは26回目の出場となるウッズ。1997年に当時21歳で史上最年少優勝を果たし、2001年と2002年に史上3人目となる連覇を達成した。2005年には3年ぶり4度目の優勝、2019年に14年ぶり5度目(歴代2位)の優勝を飾った。

昨年は23大会連続の予選通過を果たし、歴代最長記録に並んだがケガの影響により途中棄権。今大会は体調不良で途中棄権したジェネシス招待(2月)以来のプレーとなった。

10日の公式会見では「(マスターズは)自分の人生の一部です。プロとしてここでメジャー初勝利をして、父と抱き合い、息子を抱きしめました。このトーナメントは私や私の家族にとって非常に意味があるものです」と大会への特別な思いを話していた。

日本勢は3年ぶり2度目の優勝を目指す松山英樹(32)は、1バーディ、5ボギーの4オーバー、暫定75位タイと出遅れた。初出場の久常涼(21)は6オーバー、暫定85位タイと予選通過に向け厳しいスタートとなった。B.デシャンボー(30・アメリカ)が7アンダーで暫定首位に。

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