■MLB ドジャース 6×ー5 パイレーツ (日本時間12日、ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)は本拠地でのパイレーツ戦で「1番・DH」で出場し、6打数1安打で打率は.298。2試合ぶりのヒットもチャンスの場面では4度凡退に倒れた。チームは今季5度目のサヨナラ勝ちで3連勝となった。
パイレーツ先発は左腕のB.ファルター(27)、今季1度だけ対戦があり、3打数1安打2三振。大谷は直近4試合で16打数1安打、打率.062。調子を取り戻したい1回の第1打席、1球目、内角高め147キロのストレートを打っていったが詰まらされてレフトフライ。
それでも、13連戦の3試合目、連勝で迎えたドジャースは2死から3番・F.フリーマン(34)がツーベースで出塁すると、4番・W.スミス(29)がタイムリーツーベースで先制、さらにトレードでレイズから移籍してきたA.ロサリオ(28)がレフト前タイムリーで移籍後初打点、2対0とリードを広げた。
2回、1死二、三塁と追加点のチャンスで迎えた第2打席、カウント1-0から内角のボール球のシンカーを打っていったが、ここも詰まらされて浅いセンターフライ。走者を返すことが出来なかった。それでも2死から2番・T.ヘルナンデス(31)がレフト前へ2点タイムリーで4対0。1回に続き2回も2死から得点を挙げた。
4対2と2点差で迎えた4回、ドジャースは無死一、二塁から9番・K.キアマイアー(34)が送りバント、1死二、三塁にして大谷に託した。再びチャンスで迎えた第3打席、2球連続スライダーにタイミングが合わず空振りで2ストライクと追い込まれた。そこからファールで粘り、カウント1-2からの7球目、内角のシンカーにファーストゴロ、3塁走者をホームに返すことが出来なかった。
6回、2死走者なしで迎えた第4打席、パイレーツ3人目、左腕J.ビークス(31)と対戦。この打席もボールをしっかり見極めて、フルカウントからの6球目、外角高めのカットボールに上手くバットを合わせてライト線へ、今季5本目となるスリーベース。2試合ぶりのヒットとなった。
しかし、4対2と2点リードの8回、ドジャース2人目、A.バンダ(31)がパイレーツの1番・マッカッチェン(37)にこの日2本目となる16号ツーランを浴びて4対4の同点。
8回、1死二塁と勝ち越しのチャンスで迎えた第5打席、パイレーツ5人目、左腕A.チャプマン(36)と対戦。1球目は100マイル(161キロ)のストレートを見逃してストライク。そして、2球目、外角低め145キロのスライダーでショートフライ。チャンスで1本が出なかった。
5対5の同点で迎えた延長10回、1死一、二塁と一打サヨナラで大谷の6打席目、パイレーツ6人目D.べッドナー(29)と対戦。カウント1-2から外角高め157キロのストレートの差し込まれてサードファールフライ。4度目の得点圏もヒットが出なかった。それでも2死から2番・T.ヘルナンデスがライト前へサヨナラタイムリー、ドジャースは今季5度目のサヨナラ勝ちで3連勝を飾った。
大谷は6打数1安打で打率は.298。2試合ぶりのヒットもチャンスの場面では4度凡退に倒れた。
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