この水泳教室は、かつて水球の日本代表としてオリンピックに出場し、現在は水泳に関する研究を行う大阪経済大学の若吉浩二教授などが開いたもので、小学2年生から5年生までの19人が参加しました。

水中で体を浮かせるためのコツを学ぶのが目的で、子どもたちは、まず、ポケットに小さいビート板を入れたタイツを水着の上から履き、プールに入りました。

体を浮かせるには▽力を抜いて腹式呼吸をする、▽両手と両足を広げて大の字になる、▽下半身が沈まないようにすることがポイントだということで、子どもたちは水に浮く感覚を確かめていました。

参加した小学2年の男の子は「最初は本当に浮くのか少し怖い気持ちもありましたが、浮くことができてうれしかったし、楽しかったです」と話していました。

大阪経済大学の若吉教授は「きょうは水の中での感覚を養ってもらうのがねらいでした。いきなりクロールの練習をしてもうまくいかないことも多いのでまずは水の楽しさを感じてもらえるといいと思います」と話していました。

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