(17日、第106回全国高校野球選手権大会3回戦 小松大谷3ー6智弁学園)
智弁学園の2点リードで迎えた五回。1死三塁で近藤大輝(2年)に打席が回ってきた。狙っていたという初球の直球を振り抜く。右越えの適時三塁打。塁上で控えめにガッツポーズをした。
今夏はここまで打撃不振。奈良大会の打率は1割台で、3番・二塁手で先発出場した1回戦の岐阜城北戦は2打席凡退した後に失策もして、途中交代した。2回戦の健大高崎(群馬)戦は出場機会がなかった。
「本人が一番しんどかったと思う」と小坂監督。昨夏は敗れた3回戦を突破し、準優勝した2021年以来の8強入りに、「3年生とできるだけ長く野球がしたい」と近藤。下級生の力で、先輩たちを押し上げる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。