■プロ野球 DeNA 1-1 阪神 (延長12回)(23日・横浜スタジアム)
DeNAは阪神に引き分け。先発のジャクソン(27)は前回登板(16日・広島)では3回途中8失点と制球に苦しんだ。2回、先頭の4番・牧秀悟(26)が左安打で出塁するとその後、2死三塁から7番・山本祐大(25)が右適時打を放ち、先制に成功した。1点のリードで迎えた6回、1死一塁から3番・森下翔太(23)に左二塁打を放たれると、左翼の楠本泰史(28)が悪送球。その間に同点の本塁を踏まれ試合は振り出しに。ジャクソンは6回途中を投げ5安打1失点。試合は延長戦に入り、救援陣が気迫の継投を見せるも打線は好機を逃した。
1回、先発のジャクソンは阪神の先頭・近本光司(29)に遊撃への内野安打で出塁を許したが2番・中野拓夢(27)の打席で盗塁を試みた近本を二塁送球でアウトに。中野は中飛に打ち取ったが、3番・森下に詰まりながらセンター前に打球を運ばれると4番・大山悠輔(29)にはライトへのポテンヒットで2死走者一、三塁となった。迎えた5番・佐藤輝明(25)から空振り三振を奪うと、先制のピンチを無失点で凌いだ。
その裏、阪神の先発・村上頌樹(25)に対し、先頭・度会隆輝(21)は右飛、2番・関根大気(28)は中飛、3番・佐野恵太(29)は投ゴロと三者凡退に抑えられた。
2回、この回の先頭、4番・牧が左安打で出塁すると、村上の暴投の間に二塁へ。その後、1死から6番・楠本の二ゴロの間に牧は三塁へ進塁すると、7番・山本にライトへの適時打が飛び出し、先制に成功した。
中盤に入った6回、ジャクソンは1死から2番・中野に四球を与えると続く3番・森下に左二塁打を放たれ、左翼の楠本が悪送球。中野は本塁へ帰り、同点とした。ここでジャクソンはマウンドを降り、6回途中5安打6奪三振1失点。1死二塁から2番手・徳山壮磨(24)にマウンドを託した。徳山は走者を背負いながらも最少失点で切り抜けた。
7回は3番手・伊勢大夢(26)が三者凡退に抑えたその裏、先頭の3番・佐野が四球。1死から5番・宮﨑敏郎(35)も四球を選ぶなどで満塁の絶好機を迎えたが、代打・大和(36)は一邪飛に倒れ勝ち越しならず。
8回は原康平(32)、9回は山﨑康晃(31)が無失点に抑える好投で繋いだその裏、1死から牧が左安打で出塁すると5番・宮﨑も中安打で繋ぎ、1死一、三塁とした。宮﨑は進塁し二、三塁の場面で迎えた6番・代打の伊藤光(35)は空振り三振、山本は遊ゴロに倒れ延長戦に突入した。
延長に入った10回裏、大和が遊撃への内野安打で出塁。9番・桑原将志(30)が送りバントを決めるも続く度会は捕邪飛に。2番・関根も空振り三振に倒れ、決定機を逃した。
11回表は7番手・松本凌人(22)が登板し、2死一、二塁のピンチを背負うも5番・佐藤から空振り三振を奪い、味方打線を援護した。その裏、1死から4番・牧が投安打で出塁、途中出場の5番・柴田竜拓(30)は送りバントを成功させると、代打・石上泰輝(22)の打席で二塁走者の牧が痛恨の牽制アウトに。またもサヨナラの好機を逃した。
12回表は8番手・森唯斗(32)がマウンドに上がり三者凡退に抑える好投。迎えた12回裏、阪神の5番手・岩崎優(32)に対し、1死から山本が四球を選び出塁。代走で井上絢登(24)が送られた。2死一塁から9番・桑原が左安打で繋ぎ一、三塁の好機を作った。しかし続く1番・度会は空振り三振に倒れ引き分けに。
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