■プロ野球 DeNA 8-9 中日(22日・横浜スタジアム)
DeNAは中日に逆転負けを喫した。試合は1回、1番・梶原昂希(24)が自身初となる先頭打者本塁打、2回には7番・山本祐大(25)に第4号3ラン本塁打が飛び出すなどリード。しかし8回表、リリーフ陣が粘れず4失点、7ー7の同点に追いつかれた。同点で迎えた8回裏、5番・牧秀悟(26)が出塁すると1死三塁から山本が適時打を放ち1点勝ち越すも9回表に5番手・森原康平(32)、6番手・中川颯(25)が適時打を浴び9ー8と逆転を許した。
前日の試合では1回、佐野恵太(29)の第6号2ラン本塁打で先制。さらに牧の適時打で3得点を奪った。3回裏にも3点を奪い6ー0と突き放した。6回にはオースティン(32)に第21号ソロ本塁打が飛び出し7点目を加えた。投げては東克樹(28)が6回1失点の好投で2年連続3度目の二桁勝利となる10勝目を挙げた。
先発・ジャクソン(28)の立ち上がりは先頭の福永裕基(27)を遊ゴロ、2番・岡林勇希(22)を右飛に。2死を奪うと3番・川越誠司(31)を左飛に打ち取り三者凡退に抑えた。
打線はその裏、中日の先発・松葉貴大(34)に対し先頭の梶原がその2球目、カーブを捉えライトスタンドへ。いきなりソロ本塁打が飛び出し先制に成功した。続く2番・蝦名達夫(26)、3番・佐野恵太(29)は三ゴロに倒れ2死。4番・オースティンは右飛に打ち取られるもリードを奪い初回を終えた。
続く2回裏には先頭の5番・牧、6番・宮﨑敏郎(35)が連打でチャンスを作ると、無死二、三塁から7番・山本にレフトスタンドへの3ラン本塁打が飛び出し4ー0に。試合の主導権を握った。
直後の3回表に1死一、三塁から1番・福永の一ゴロの間に1点を失うも4回裏には1死走者無しから7番・山本が右三塁打で出塁。すると続く8番・京田陽太(30)がスクイズを決め1点を加え5ー1。
6回裏には中日の3番手・橋本侑樹(26)に対し4番・オースティンが中安打、5番・牧がセンター方向フェンス直撃となる二塁打を放ち追加点の好機を迎えた。すると6番・宮﨑にセンターへの適時打が飛び出し2点を挙げると7ー1と突き放した。
6点のリードに変わり終盤7回表、5番・石川昂弥(23)、6番・宇佐見真吾(31)に連打を浴びると1死一、三塁から8番・田中幹也(23)に適時打を放たれ2点目を返された。続く代打・ブライト健太(25)に四球を与え1死満塁としたところでジャクソンは降板、2番手で佐々木千隼(30)がマウンドに。迎えた1番・福永の遊ゴロの間に1点を与えるも2番・岡林を打ち取り7ー3で試合は8回へ。
8回表は3番手で山﨑康晃(31)が登板。山﨑は3番・川越に右二塁打を放たれ走者を背負うと2死二塁から代打・高橋周平(30)に四球を与えた。迎えた7番・村松開人(23)にレフトへの適時二塁打を浴びると7ー5と2点差に。ここで山﨑は降板し、4番手・ウェンデルケン(31)が登板。しかし2死一、二塁とピンチを迎えると代打・山本泰寛(30)、1番・福永に連続適時打を浴び同点に追いつかれた。
同点となった8回裏、先頭の5番・牧が左二塁打で出塁。続く途中出場の6番・柴田竜拓(30)が送りバントを決めると7番・山本がレフトへの適時打を放ち勝ち越した。1点リードで9回表は5番手・森原が登板も1死満塁のピンチから7番・村松にライトへの適時打を浴び再び同点に。さらに6番手で登板した中川颯も8番・田中にレフトへの適時打を放たれ勝ち越しを許した。敗れたDeNAは中日とのカードを2勝1敗とした。
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