陸上の世界トップ選手が集うダイヤモンドリーグ(DL)の第11戦が日本時間23日にスイス・ローザンヌで2日目が行われ、女子走高跳のパリオリンピック™金メダリスト・Y.マフチフ(22、ウクライナ)が1m99で今季DL3勝目を果たした。

パリ五輪で試技の合間に寝袋で休む姿が“眠れる森の美女”と注目されたマフチフ。パリ五輪前のDLパリ大会で世界記録2m10をマークして以来のDLはバーの高さ1m92からスタートさせた。この高さを1回で成功させると、つづく1m96の高さはマフチフとパリ五輪銅メダリストのE.パタソン(28、オーストラリア)の2人がクリア。しかし1m99をパタソンが3回失敗したため、この高さを1回でクリアしたマフチフの優勝が決定した。

マフチフは3回の跳躍で優勝を決めると2m03に挑戦したが失敗に終わった。今季DLは第7戦ストックホルム大会、第8戦のパリ大会に続く3勝。

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