28日に開幕するパリ・パラリンピック。シャンゼリゼ通りの凱旋門には、パラリンピックのシンボルマーク「スリー・アギトス」が掲げられ、行き交う市民や観光客の目を引いている。

 友人らと凱旋門を背景に写真を撮っていたドイツ在住の松沢昌徳さん(27)は「ブラインドサッカーが楽しみ。視覚がない選手と選手をガイドする人たちが、どんなコミュニケーションを取っているか見てみたい」と話した。

 「アギト」はラテン語で「私は動く」の意味。世界の国旗で最も多く使われている色である赤・青・緑の3色を使って、挑戦する選手たちを表現しているという。(伊藤進之介)

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