大谷翔平選手がフォーティ・フォーティと呼ばれる「40ホームラン40盗塁」を達成しました。この記録、どのくらい凄いのでしょうか?
■大谷の「40-40」何が凄い? メジャー史上6人目の大記録
良原安美キャスター:
大谷翔平選手が「40-40」、40本ホームラン、40盗塁を達成しました。メジャー史上6人目の偉業です。しかも126試合での達成は史上最速ということです。
大谷翔平選手
「40-40が目的ではなくて、勝つための手段としてそういう記録が作れたのはうれしい」
井上貴博キャスター:
120年くらいのメジャーの歴史で、世界のトッププレーヤーが挑んできましたが、達成したのは5人しかいないんです。それをリハビリ中のピッチャーが史上最速で成し遂げたことがすごいんです。
ホームランと盗塁は、相反するんですよね。パワーとスピードは相反する。筋肉をつけるとパワーは出るけど、筋肉つけすぎるとスピードが出なくなる。
合っているかわかりませんが、パワーリフティングの選手が100m走で優勝するような感じだと思います。
ホラン千秋キャスター:
120年くらいの中で5人しかいないことが、まずすごいことじゃないですか。それを軽々と成し遂げているように見えてしまうので、「40-40って通過点じゃない?」くらいの気持ちになってしまうほど、大谷選手は偉業をたくさん達成されていますよね。
産婦人科医 宋美玄さん:
ホームランはいつもニュースになるけど、盗塁もこんなにしていたんだと思いました。確かに、全然方向性の違う能力ですよね。
井上キャスター:
おそらく、どうやってこれを伝えればいいのか、野球関係者は全員もどかしいと思います。
■五十嵐亮太氏「50-50にも期待。大谷選手だから」
良原キャスター:
大谷翔平選手の記録はどこまで伸びるのか、単純計算で予想してみました。
131試合を消化、全162試合あります。
8月26日時点で、ホームラン(本塁打)は41本、盗塁は40となっており、これを計算すると…
ホームランは50本、49盗塁という予想になりました。ただの単純計算です。
ホランキャスター:
ちなみにワールドシリーズなどに行った場合は加味されないんですか。
井上キャスター:
加味されないですね。レギュラーシーズンのみです。
良原キャスター:
元メジャーリーガー・野球解説者の五十嵐亮太氏の予想です。ホームラン47-盗塁47としました。
五十嵐氏は「現実的には厳しいが、50-50にも期待したい。なぜなら、大谷選手だから。理由はそれだけ」と話しました。
ホランキャスター:
「大谷選手選手だから、なんか打ちそう」みたいなものがありますよね。
産婦人科医 宋美玄さん:
どれぐらいすごいことがあっても驚かないみたいなものはありますね。
■ホームラン48-盗塁50予想 槙原氏「敬遠など勝負をさける場面も増える」
良原キャスター:
さらに、元プロ野球選手・野球解説者の槙原寛己氏は、ホームラン48-盗塁50と予想しました。
ホームランを48本とした理由については「優勝争いをする中で、敬遠など勝負をさける場面も増える」ということです。
井上キャスター:
槙原さんの予想を否定するなんて逆立ちしてもできませんが、私の懸念点としては、大谷選手の盗塁はノーサインでやっているんですよ。
通常、監督がサインを出して、盗塁するものです。ただ、大谷選手は全幅の信頼があるので、「あなた、いけると思ったら、いって」ということが出ているんです。
ドジャースは優勝争いをしているので、もしかすると「これからはノーサインはやめてくれ」となる可能性があると思います。
ホームランについては、ドジャースは強いチームです。後ろに強いバッターがいると、大谷選手とちゃんと勝負してくれるので、ホームランはいくのでは、とみることもできます。
ホランキャスター:
大谷選手を敬遠したとしても他にもすごい人がいるから、ずっと敬遠することになると?
井上キャスター:
2023年にエンゼルスであれだけ敬遠されたのは、他のバッターと勝負されたから。でも今は、他にもいいバッターがいるので大谷さんと勝負してくれると思います。
ホランキャスター:
ケースバイケースで敬遠の数が少なくすんでほしいですね。
■大谷選手の写真で売上3倍に おそらく購入したお菓子は…
良原キャスター:
40-40を達成したときに、紙袋を手にした大谷選手の写真が話題になりました。
その紙袋が亀田製菓グループの「かきたねキッチン」というお菓子の紙袋だと話題になりました。
担当者
「鳥肌が立ちました!オンラインショップでは売上が3倍になっています。紙袋の大きさから12袋入りアソートかと推測しています」
中には、「贅沢チーズ」「甘醬油のあと辛」「海鮮風塩だれ」の3種類が入っています。
少し外行きの柿の種みたいな感じで、出張の多い友人は毎回購入し「海外の人がすごく喜ぶ」と話していました。
井上キャスター:
今回どうかわからないけど多分外国人選手がみんな欲しがるから、「ショウヘイ、あれ買ってよ」やハイチュウ買ってきたりなど、そういうことは結構あると思います。
井上キャスター:
こういうものがまた経済効果で、日本のものが向こうでも売れるということですよね。
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