パリパラリンピックの開幕まで2日となった26日の取材は選手村で行われ、IPC=国際パラリンピック委員会に選ばれた世界のトップ選手およそ20人が順次、対応しました。

日本からは唯一、競泳の全盲のエースで5大会連続出場の木村選手が選ばれ、選手村での生活について自国開催だった前回と比較したうえで「いろいろなことばが飛び交い、いろいろな匂いがするのは久しぶりだし、ワクワクしている」と話しました。

そのうえで「2連覇を目指してここまで作り上げてきた泳ぎをすべて発揮できるように頑張りたい」と決意を明らかにしました。

また、木村選手に先立ち出席し、開会式でフランス選手団の旗手を務める陸上・視覚障害のクラスのナントナン・ケイタ選手は自国開催の大会について「私たちフランス人は大きな声を出すことが得意なので、会場はとても盛り上がると思う」と話しました。

そのうえで「障害があることは必ずしも『自分の中に何かが欠けているということではない』というメッセージも伝えていきたい」と話していました。

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