18歳以下の日本代表は、ことしの夏の全国高校野球に出場した選手から18人が選ばれ、来月2日から台湾で行われる18歳以下のアジア選手権に出場します。

チームは大会に向け28日夜、ほっともっとフィールド神戸で、大学日本代表と壮行試合を行いました。

18歳以下の日本代表は甲子園で初優勝を果たした京都国際のエース、中崎投手が先発し、持ち味のコントロールのよさを生かして丁寧にコースを突き、打たせて取るピッチングを見せました。

中崎投手は甲子園の決勝まで戦った疲れも感じさせず、大学のトップ選手を相手に3回1失点と上々のピッチングを見せました。

このあと3回に押し出しのフォアボールで同点に追いつきましたが、5回、2人目で登板した興南高校の田崎颯士投手が、ことし春に大学生ながら日本代表のトップチームにも選ばれた青山学院大の西川史礁選手に2点タイムリーヒットを打たれるなど、3点を奪われ勝ち越されました。

7回にも3点を失った18歳以下の日本代表は、4回以降打線が得点できず、1対7で敗れました。

試合後には訪れたファンを前にセレモニーが行われ、キャプテンを務める地元の兵庫、報徳学園の間木歩投手が「高校生らしく全力プレーで6回目のアジアナンバー1を取りたいと思います」と意気込みを示しました。

18歳以下のアジア選手権は8チームが参加して9月2日から8日まで行われ、日本代表は2日の初戦で香港と対戦します。

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