ボクシング元世界チャンピオンの比嘉大吾は3日行われたWBO世界バンタム級タイトルマッチに敗れ、引退を表明しました。

東京の有明アリーナで行われたWBO世界バンタム級タイトルマッチ。9戦9勝の王者、武居由樹に挑んだ比嘉大吾は、序盤から白熱した試合展開を見せます。比嘉は終盤・11Rには左フックでダウンを奪うなど会場を沸かせますが、最後はチャンピオンの意地に屈し3対0の判定負け。

2階級制覇には一歩届かず試合後に現役引退を表明しました。

▽比嘉大吾(試合後の会見)
「もうこれは、やりきった。それだけです。悔いもなし」「楽しい10年間でした」

体重超過によるベルトはく奪など苦難を乗り越えた集大成の試合で好ファイトを見せた29歳は潔く、リングを降りることを決めました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。