■プロ野球 DeNA 6-1 広島(4日・横浜スタジアム)

DeNAは広島に勝利し5連勝を飾った。試合は1回裏、2番・蝦名達夫(26)の適時打で先制。さらに3番・佐野恵太(29)にも適時打、6番・宮﨑敏郎(35)が第11号3ラン本塁打を放ち一挙5得点。2回裏には1番・梶原昂希(24)に第4号ソロ本塁打が飛び出し6点目を挙げた。投げては先発・ジャクソン(28)が6回1失点、リリーフ陣も広島打線に反撃を許さない粘投で繋いだ。

前日のカード初戦では1回オースティン(32)の適時打で先制。2回には牧秀悟(26)の第19号ソロ本塁打で2点目を奪った。中盤4回には連打で3点を奪い計5得点。先発した東克樹(28)が32試合連続QSを達成、8回途中1失点の好投でチームは4連勝とした。

この試合の先発・ジャクソンは試合前まで5勝7敗、防御率3.26をマーク。前回登板となった8月22日の中日戦(横浜スタジアム)では7回途中3失点(自責2)の投球も勝ち負けはつかず。今季21試合目の登板となった。

ジャクソンの立ち上がりは先頭の秋山翔吾(36)に中安打を放たれ出塁を許すも2番・野間峻祥(31)をショートの併殺打に打ち取り2死を奪った。3番・小園海斗(24)、4番・末包昇大(28)に連打を浴び2死一、三塁と再び走者を背負うも5番・坂倉将吾(26)を見逃しの三振に抑え無失点で切り抜けた。

打線はその裏、広島の先発・アドゥワ誠(25)に対し先頭の梶原が左安打で出塁。2番・蝦名が三塁線を破るレフトへの適時二塁打を放つと、一塁走者の梶原は本塁まで快足を飛ばし先制点を挙げた。続く3番・佐野は初球を振り抜きライトへの適時打とし2点目。4番・オースティンは遊飛も5番・牧が右安打で繋ぎチャンスを拡大。すると1死一、二塁から6番・宮﨑にレフトスタンドへの3ラン本塁打が飛び出し5ー0と一気に突き放した。

しかし直後の2回表、6番・堂林翔太(33)に四球、7番・矢野雅哉(25)に中安打を許し、無死一、三塁のピンチを背負った。続く8番・菊池涼介(34)の打席で一、二塁間のランダウンプレーとなるも牧が悪送球。その間に三塁走者は本塁へ帰り1点を返された。

2回裏、1死走者無しから1番・梶原が初球のスライダーを捉えライトスタンドに。ソロ本塁打が飛び出し追加点を加え6ー1と再びリードを広げた。

ジャクソンは2回に1点を失うも4回、5回を三者凡退に抑える好投を披露。そのまま6回までを投げ99球、5安打1失点と試合を作り降板。7回表は2番手・ウィック(31)がマウンドに上がり三者凡退に抑える快投。

打線は3回以降走者を出すも得点に結びつくことができず。5点リードのまま8回表もウィックが2イニング目のマウンドに上がると2死一、二塁のピンチも無失点に抑える粘投。9回表は3番手・伊勢大夢(26)が登板し無失点に抑えて試合終了。勝利したDeNAは広島に2戦目でカード勝ち越しとなった。

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