■第13回 BFA U18アジア選手権 オープニングラウンド 日本 13-0 フィリピン(5回コールド)(4日・楽天桃園野球場)
日本はフィリピンに5回コールドで大勝。試合は1回裏、2番・濱本遥大(広陵高)の適時打で先制。続く3番・髙山裕次郎(健大高崎高)も適時打を放ち2点目を加えるとその後も7番・櫻井椿稀(鶴岡東高)に適時三塁打、敵失も絡み一挙6得点。以降も攻撃の手を緩めず毎回得点を挙げ13ー0に。投げては先発・間木歩(報徳学園高)、リリーフで登板した坂井遼(関東第一高)、田崎颯士(興南高)が無安打完封リレーで繋いだ。
前日のスリランカ戦(台北市立天母棒球場)では1回に濱本の犠飛で先制。以降も徳丸快晴(大阪桐蔭高)、髙山にランニングホームランが飛び出すなど20得点。先発した櫻井が3回1失点、リリーフで登板した今朝丸裕喜(報徳学園高)、中崎琉生(京都国際高)は1イニングずつを無失点で繋ぎ大勝。オープニングラウンドを2連勝とし、スーパーラウンド進出を決めた。
この試合で対戦相手となるフィリピンは日本と同様にオープニングラウンドを2連勝としている。スタメンには今大会初出場となる間木が先発、9番キャッチャーに箱山遥人(健大高崎高)が起用された。
間木の立ち上がりは先頭のZ.プラド、2番・C.マナバット、3番・R.フォンから三者連続三振を奪う完璧な投球を見せた。
打線はその裏、フィリピンの先発・R.フォンに対し先頭の境亮陽(大阪桐蔭高)が四球で出塁、盗塁も決め無死二塁に。さらにピッチャーの暴投の間に三塁へ進みチャンスを広げると2番・濱本がライトへの適時三塁打を放ち先制。続く3番・髙山もレフトへの適時打を放ち2点目を奪った。なおも無死満塁と再び好機を作ると6番・宇野真仁朗(早稲田実高)がセンターへの犠飛を放ち3ー0と試合の主導権を握った。ここでフィリピンは2番手・Z.プラドが登板も7番・櫻井の適時三塁打や敵失の間に6ー0と突き放した。
間木は2イニング目も三者凡退に抑えるとその裏、フィリピンの3番手・J.パラガスに対し2死一塁から6番・宇野が初球を振り抜くとセンターの頭を越える適時三塁打に。さらに7番・櫻井もライトへの適時打を放ち8ー0。
8点の大量リードで3回表は2番手・坂井が今大会初登板のマウンドに。2死から四球で出塁を許すも見事な制球力を見せ3アウトを全て空振り三振に奪った。
3回裏には8番・花田悠月(智弁和歌山高)が右二塁打を放つと9番・箱山は四球を選択。その後1死一、二塁から2番・濱本のセンターへの適時三塁打、3番・髙山のレフトへの犠飛で11ー0とリードを広げた。
4回表は3番手・田崎がテンポ良く三者凡退に抑えると4回裏、6番・宇野、7番・櫻井の連打でチャンスを作ると代打・山畑真南斗(明徳義塾高)のライトへの適時打、9番・箱山のセンターへの犠飛で2点を加え13ー0となった。
13点リードで5回表も2イニング目となる田崎が無失点に抑え試合終了。勝利した日本はオープニングラウンドを3戦全勝としスーパーラウンドを迎える。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。