パリパラリンピック 競技結果まとめ 9/4～5

競泳は女子100メートル自由形、視覚障害のクラスの決勝で、辻内選手が1分1秒05をマークして、銅メダルを獲得しました。

女子200メートル個人メドレー知的障害のクラスの決勝では、初出場の18歳の木下選手が2分25秒96のタイムで、銅メダルを獲得しました。

男子200メートル個人メドレー知的障害のクラスの決勝には、100メートル平泳ぎで銅メダルを獲得した山口尚秀選手が出場し、2分14秒98のタイムで8位でした。

混合400メートルリレー、視覚障害のクラスの決勝では、日本が▽富田宇宙選手、▽齋藤元希選手、▽石浦智美選手、▽辻内彩野選手のメンバーで臨み、アジア新記録の4分7秒52をマークして、6位でした。

陸上は、女子砲丸投げの腕に障害のあるクラスで、齋藤由希子選手が11メートル61センチをマークして4位に入りました。

男子100メートルの車いすのクラスの予選では、生馬知季選手が14秒73で全体10位となり、女子100メートルの視覚障害のクラスの澤田優蘭選手は全体13位で12秒90でともに予選敗退となりました。

車いすバスケットボールは、女子の準々決勝で日本が中国に50対62で敗れ、順位決定戦にまわりました。

自転車は、女子個人ロードタイムトライアル運動機能障害のクラスの決勝で、53歳の杉浦佳子選手が22分38秒53のタイムをマークし、6位となりました。

前回の東京大会で2つの金メダルを獲得し、パラリンピックで日本選手の金メダル最年長記録を持つ杉浦選手は、この種目で2大会連続のメダル獲得はなりませんでした。

男子個人ロードタイムトライアル手足の運動機能障害が中程度のクラスの決勝では、5大会連続の出場となった藤田征樹選手が40分14秒50のタイムで7位でした。

手足の運動機能障害が重いクラスの決勝では、3大会連続出場の川本翔大選手が21分50秒29のタイムで8位でした。

ボッチャは、混合団体の準々決勝で日本がブラジルと対戦し、タイブレークを制して準決勝に進みました。

しかし準決勝ではインドネシアに0対9で敗れ、3位決定戦にまわることになりました。

車いすテニスでは、女子シングルスの準決勝で、上地結衣選手がオランダの選手にセットカウント2対1で勝って決勝に進み、この種目で3大会連続のメダル獲得が確定しました。

男子シングルスの準々決勝では、18歳の小田凱人選手がオランダの選手にストレートで勝って準決勝に進みました。

男子ダブルスの準決勝では、小田選手と三木拓也選手のペアがスペインのペアと対戦し、10ポイント先取のマッチタイブレークを制して決勝に進出しました。

ゴールボールは、男子の準決勝で日本が前回大会銀メダルの中国に13対5で勝って決勝進出を決め、パラリンピックで初めてのメダル獲得が確定しました。

女子の順位決定戦では、日本がカナダに0対1で敗れ、6位で大会を終えました。

アーチェリーは、男子個人リカーブに出場した上山友裕選手が1回戦でイタリアの選手に6対2で勝ちましたが、2回戦でポーランドの選手に3対7で敗れました。

車いすフェンシングは、女子フルーレ個人、障害の重いクラスに櫻井杏理選手が出場し、初戦となった準々決勝でジョージアの選手に15対12で勝ちましたが、続く準決勝ではタイの選手に逆転で14対15で敗れ、敗者復活4回戦にまわりました。
3位決定戦への進出をかけて韓国の選手と対戦した試合は、接戦となりましたが、14対15で敗れました。

男子フルーレ個人の障害の軽いクラスでは、安直樹選手が1回戦でポーランドの選手に10対15で敗れました。

同じクラスの加納慎太郎選手は、初戦の2回戦で、トルコの選手に12対15で敗れたあと、敗者復活1回戦で、ブラジルの選手に15対10で勝ちましたが、続く敗者復活2回戦で、フランスの選手に11対15で敗れました。

男子フルーレ個人の障害の重いクラスでは、藤田道宣選手が1回戦で中国の選手に8対15で敗れたあと、敗者復活1回戦でポーランドの選手に15対5で勝ちましたが、敗者復活2回戦でタイの選手に9対15で敗れました。

卓球は男子シングルスの準々決勝が行われ、車いすのクラスでは、初出場の七野一輝選手がタイの選手にゲームカウント1対3で敗れました。

知的障害のクラスでは竹守彪選手がオーストラリアの選手にストレートで敗れました。

この結果、男子シングルスの日本選手は、ダブルスに続いてすべて敗退しました。