ゴールボールは視覚障害のある選手が音のなるボールを投げて得点を競います。
この種目で初めてとなるメダル獲得を決めている世界ランキング6位の日本は、決勝で世界8位のウクライナと対戦しました。
日本は、前半2分すぎに先制すると立て続けにさらに1点を加えてリードを広げましたが、その後、ウクライナの反撃にあって2点を奪われ2対2の同点で前半を終えました。
後半3分すぎに佐野優人選手がスピードのあるボールでゴールを決めて1点を勝ち越しますが、粘りを見せるウクライナに試合終了までおよそ2分の土壇場で同点とされ延長戦に入りました。
先に1点を取ったチームが勝利する延長では互いに緊張感のある攻防を繰り広げ、日本は延長前半1分半過ぎ、ふたたび佐野選手が力強いスローでゴールを決め、4対3でウクライナに競り勝って金メダルを獲得しました。
ゴールボールでは、日本の女子は2012年のロンドン大会で金メダル、前回の東京大会で銅メダルを獲得していますが、男子は初めてのメダルが金メダルとなりました。
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