【NHKニュース】パリパラリンピック2024

【競泳】

▽男子100メートルバタフライ、視覚障害のクラスでは、木村敬一選手がパラリンピック新記録の1分0秒90のタイムで東京大会に続く2連覇を達成しました。今大会、2つ目の金メダル獲得です。

また、富田宇宙選手は1分3秒89のタイムでこの種目、2大会連続のメダルとなる銅メダルを獲得しました。

▽男子50メートル自由形、運動機能障害のクラスでは、37歳のベテラン、鈴木孝幸選手が36秒85のアジア新記録をマークし、この種目で2大会連続の銀メダルを獲得しました。
鈴木選手は今大会、4つ目のメダルで、個人で出場した全種目でメダルを獲得しました。

▽そのほか、男子50メートルバタフライ、運動機能障害のクラスで、
▼初出場の田中映伍選手が33秒25のタイムで5位
▼2大会連続出場の日向楓選手は37秒09で8位でした。

▽女子100メートル背泳ぎ、知的障害のクラスでは、200メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した木下あいら選手が、1分9秒73で6位でした。

▽男子100メートル背泳ぎ、運動機能障害のクラスでは、予選でアジア新記録をマークした南井瑛翔選手が1分4秒93で8位でした。

▽このほか、女子100メートル背泳ぎ、知的障害のクラスでは、
▼福井香澄選手が1分16秒37で14位、
▼芹澤美希香選手は1分16秒41で15位となり予選で敗退しました。

▽男子100メートル背泳ぎ、知的障害のクラスでは、今大会、100メートル平泳ぎで銅メダルを獲得した山口尚秀選手が1分2秒85のタイムで予選12位で敗退しました。

▽男子100メートル自由形、運動機能障害のクラスでは、荻原虎太郎選手が1分1秒81の予選15位で敗退しました。

【柔道】

▽女子57キロ級、視覚障害の軽いクラスで廣瀬順子選手が決勝でウズベキスタンの選手に一本勝ちして日本の女子柔道では初となる金メダルを獲得しました。

▽男子73キロ級の視覚障害の軽いクラスも瀬戸勇次郎選手がジョージアの選手に合わせ技一本で勝ち、自身初の金メダルを獲得しました。

▽また、女子70キロ級の視覚障害の軽いクラスでは小川和紗選手が3位決定戦でブラジルの選手に合わせ技一本で勝ち、2大会連続の銅メダルです。

▽そのほか、女子70キロ級、視覚障害の重いクラスの土屋美奈子選手は1回戦敗退。

▽男子73キロ級、視覚障害の重いクラスの加藤裕司選手も1回戦敗退となりました。

【車いすテニス】

▽女子シングルスでは上地結衣選手が決勝でオランダの選手に勝ってシングルスでは自身初の金メダル。今大会、ダブルスとの2冠達成です。

▽男子ダブルスは小田凱人選手と三木拓也選手のペアが決勝でイギリスのペアに敗れて、銀メダルでした。

【陸上】

▽男子100メートル車いすのクラスは
▼佐藤友祈選手が17秒44のタイムで銅メダルを獲得しました。
▼日本選手団最年長の61歳、伊藤智也選手は17秒67で7位、
▼初出場の伊藤竜也選手が17秒91で8位でした。

▽男子円盤投げの脳性まひなどのクラスでは初出場の新保大和選手が51メートル37センチをマークして4位に入りました。

▽男子1500メートル知的障害のクラスは
▼赤井大樹選手が3分57秒58で5位、
▼十川裕次選手が4分2秒68で6位でした。

▽女子1500メートル知的障害のクラスでは山本萌恵子選手が5分16秒70で9位でした。

▽また、性別が異なるさまざまな障害のある選手が100メートルずつ走るユニバーサルリレーは日本は48秒16で4位でした。

▽女子走り幅跳び知的障害のクラス、初出場の酒井園実選手は4メートル87センチで13位でした。

【カヌー】

▽男子カヤックシングルで障害が最も重いクラスの高木裕太選手は予選で1分3秒09のタイムをマークし準決勝に進出しました。

▽女子ヴァーシングルの障害が軽いクラスでは宮嶋志帆選手が1分17秒81のタイムで、準決勝に進みました。
宮嶋選手は女子カヤックシングルの障害が中程度のクラスの予選にも出場し、1分3秒60でこちらも準決勝に進出しました。

▽女子カヤックシングルで障害が最も重いクラスの瀬立モニカ選手は予選で58秒38をマークして準決勝に進出しました。

▽女子ヴァーシングルの障害が中程度のクラスで小松沙季選手は予選のレースを棄権しました。

【車いすフェンシング】

▽女子エペ個人障害の重いクラスで、2大会連続出場の櫻井杏理選手は準々決勝で香港の選手に敗れました。敗者復活戦でも3回戦でウクライナの選手に7対15で敗れ、メダル獲得はなりませんでした。

▽男子エペ個人、障害の軽いクラスでは安直樹選手が加納慎太郎選手との1回戦に勝ったあと、2回戦でイタリアの選手に敗れ、このあと敗者復活1回戦でポーランドの選手に6対15で敗れました。

▽また、男子エペ個人、障害の重いクラスの、藤田道宣選手は初戦の2回戦でタイの選手に敗れ、敗者復活1回戦でもウクライナの選手に4対15で敗れました。

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