ナショナルリーグ西部地区で首位のドジャースは東部地区2位のブレーブスとの4連戦でここまで2連敗し、15日、相手の本拠地アトランタで第3戦に臨みました。

大谷選手は1番・指名打者で先発出場し相手の先発ピッチャーで今シーズンここまで8勝、大リーグ通算では138勝をマークしている40歳のベテラン、モートン投手と対戦しました。

プレーボール直後の1回、最初の打席は追い込まれたあとの3球目、インコース低めのカーブに空振り三振し、3回の第2打席も追い込まれたあとの4球目、今度はインコースを鋭く突かれた150キロ台の速球に見逃し三振となりました。

それでも大谷選手は2点を追う5回、2アウト一塁三塁のチャンスで第3打席に立ち、モートン投手の初球、インコース低めの速球をライト線へ引っ張り打球速度184.1キロの痛烈な当たりでタイムリーツーベースヒットとし1点を返しました。

大谷選手のツーベースは今シーズン31本目で、ホームランや打点、盗塁に続いてシーズンの自己最多を更新しました。

さらに、1対2で迎えた7回は2アウト一塁二塁のチャンスで第4打席が回りました。

大谷選手はリリーフの左ピッチャーに対して追い込まれてからの3球目、アウトコース低めのスライダーをライトへ引っ張り2打席連続のタイムリーとなるツーベースヒットで2対2の同点に追いつきました。

同点のまま迎えた9回は2アウト三塁のチャンスで第5打席が回りましたが、ここは、申告敬遠で勝負を避けられました。

ドジャースは続く2番・ベッツ選手の勝ち越しタイムリーヒットから強力打線がつながり3者連続ホームランも出るなどこの回、一挙7点を奪って9対2で勝ち、連敗を「2」で止めました。

大谷選手は4打数2安打2打点、敬遠のフォアボールが1つで3試合ぶりに複数安打をマークし打率が2割9分に上がりました。

今シーズンの打点も「106」まで伸ばしてトップと3打点差のリーグ2位となっています。

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