秋場所の三賞選考委員会は、千秋楽の22日、東京 両国の国技館で開かれました。

関脇 大の里は、初日から11連勝して、千秋楽を待たずに14日目に優勝を決めたことや前に攻める攻撃的な相撲内容が評価され、いずれも3回目となる敢闘賞と技能賞を受賞しました。

大の里は新入幕だったことしの初場所からすべての場所で三賞を受賞していて、新入幕から5場所連続の三賞受賞は、昭和22年11月に三賞の制度が制定されてから初めてです。

また、ここまで11勝をあげている若隆景は初めて殊勲賞を受賞しました。

若隆景は12日目に大の里に勝って、連勝を止めるなど、今場所を通じて館内を沸かせる相撲が多かったことが評価され、おととし秋場所以来の三賞受賞となりました。

敢闘賞は34歳の錦木が、終盤まで優勝争いに加わったことが評価され、初めて選ばれました。

錦木の三賞受賞は殊勲賞を受賞した去年の名古屋場所以来です。

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