大の里は新小結で臨み、初優勝を果たしたことしの夏場所で12勝、新関脇で迎えた名古屋場所では9勝、そして2回目の優勝を果たした秋場所では13勝をあげて、三役で臨んだここ3場所の勝ち星の合計を大関昇進の目安を上回る「34」勝としていました。
日本相撲協会は25日、次の九州場所に向けた番付編成会議と臨時の理事会を開き、大の里の大関昇進を正式に決めます。
幕下付け出しでデビューした大の里は初土俵から所要9場所での大関昇進となり、昭和以降の力士では羽黒山などの12場所を抜いて、最も早い記録です。
また、新入幕から所要5場所での大関昇進は、今の年6場所制が定着した昭和33年以降では昭和の大横綱 大鵬の所要6場所を抜いて最も早い昇進となります。
理事会のあとには協会の使者が茨城県阿見町の二所ノ関部屋に向かい、大関昇進の伝達式が行われる予定で、大の里がどのようなことばで大関としての決意を述べるのか「口上」が注目されます。
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