9月26日(木)広島カープ vs. ヤクルト(マツダスタジアム)

石田充 アナウンサー
きのう(25日)も残念ながら白星を得ることができず、3連敗ということになってしまいました。なんとしても1つ勝ってというところだと思うんですけれども…

RCC野球解説者 山崎隆造 さん
9月に入って、“まさかの失速” というところ、想像だにしない人が多かったと思います。わたしも含めてですけれども。ただ、やっぱり今はもう目標は変わりましたけれども、最後まであきらめずに戦ってほしいなと率直に思います。

石田充 アナウンサー
そういった中で26日のスタメンなんですが、今、ビジョンでも発表になっています。今、映っている 田村俊介 選手も久々のスタメン。5月5日以来のスタメンということです。

1 中 秋山翔吾
2 捕 坂倉将吾
3 遊 矢野雅哉
4 三 小園海斗
5 右 野間峻祥
6 左 田村俊介
7 二 菊池涼介
8 一 林晃汰
9 投 床田寛樹

きょうは 林晃汰 選手もスタメンということで、若い選手がいつもに比べると多くなりました。

山崎隆造 さん
そうですね。きのうに続きといいますか、若い選手の力を借りるという言い方にもなるとは思いますけれども。特に林くんも上に上がって、いい感じで打っていますし、田村に関しては 新井貴浩 監督が開幕においてもなんとか彼を育てるんだという思いで1軍に登録し、辛抱して使おうとしていたんですけども、ちょっとつまずいたというか、“プロの壁” には当たりましたけども、また、ここに来て帰ってきたということで…

石田充 アナウンサー
きのうもいいヒットを打ちましたから。

山崎隆造 さん
大いに期待と、来年につながるような活躍もしてほしいなと思います。

石田充 アナウンサー
田村選手はきのう、161日ぶりのヒットも放ちましたが、ほかの打線を見ますと、上位、2番に 坂倉将吾 、3番に 矢野雅哉 ということで、矢野選手はプロ初の3番ということなんです。今まで2番が多かったんですけれども、2番に誰を置くかというのはどういった考えが大事になると思います?

床田寛樹
   登板 勝 敗 防御率 回 被本塁打
2023 24 11 7  2.19 156 13
2024 24 11 7  2.08 160 7

山崎隆造 さん
これはねもう数字に表れていると思いますけども、もう絶対的なエース格です。非常に安定して1年間通してローテーションを守ってくれた投手ですから、しっかりと、いわゆるクオリティスタートをきょうもやってくれると信じています。

石田充 アナウンサー
床田投手本人もキャリアハイは何としても更新したいという話をしていましたから、ぜひ12勝目を手にしてもらいたいと思います。ただ、順位表なんですけれども、カープはきのう敗れて、DeNAがジャイアンツに勝ちましたから1.5ゲーム差、クライマックスシリーズ圏内までちょっと差がついてしまったということなんです。

山崎隆造 さん
そうですけれども、今のカープの現状となると、やはり目の前の、相手がどうのこうのではなくて、目の前の一戦をとにかく全力で行って勝ち切るという連続でいいんじゃないですかね。結果は後からついてくるので。

山崎隆造 さん
これはそうですね。石田さんの言うとおりじゃないでしょうか。確かに8連戦っていうところはちょっと苦しいですよね、正直。

石田充 アナウンサー
ただ、ヤクルト戦が1つ、カープにとってカギになっていまして、きょうを入れて4試合残っていると。来週も水曜日・木曜日がまたヤクルト戦なんです。きょう戦ったピッチャーがまた来週、投げるかも知れないるかもしれないということになりますし、先週も実は投げていますから、3週連続、水・木がヤクルト戦ですね。

山崎隆造 さん
終盤ならではの日程の具合ですから、こればっかりは調整できないわけで。ただ、ヤクルトに対してもやはりもう少し試合が残っているわけですから、やはりきょう、いい勝ち方をすれば次の対戦においてもいいイメージで試合に入れるんじゃないかなと思いますから、そういう意味でも大事な試合にはなりますよね。

石田充 アナウンサー
あらためてきょうのスタメンですが、若い林選手、田村選手がスタメンということになりました。床田寛樹 と 吉村貢司郎 の投げ合いです。そして、中村奨成 選手がきょうは 上本崇司 選手に代わって1軍登録をされていますから、どんな出番があるのかというのも楽しみにしたいと思います。矢野選手が3番という新しい上位打線がどんな攻撃を見せるか、注目です。

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