増田投手は兵庫県出身の36歳。

2013年にドラフト1位で西武に入団し、150キロを超えるストレートとキレのあるスライダーを武器に、2015年には42ホールドポイントで最優秀中継ぎに、2020年には33セーブをあげて最多セーブのタイトルに輝き、2018年からのリーグ連覇にも大きく貢献するなどリリーフとして活躍しました。

増田投手は今シーズンかぎりで引退することを表明していて27日ベルーナドームで引退会見しました。

この中で増田投手は「毎年1年1年勝負だと思ってやってきたが、結果が思うようについてこなくて、8月には引退を決断した。感謝するところがいっぱいあるが、充実して引退することができると思っている」と晴れやかな表情で話し、西武一筋12年の現役生活を振り返りました。

そのうえで、もっとも印象に残っている登板については、2019年に胴上げ投手となってリーグ連覇を決めた試合をあげ、「抑えたら優勝という気持ちで楽しい、抑えてやろうという気持ちでマウンドに上がっていた。誰しもが経験できることではないので経験できたことはうれしく思うし、一生の思い出になった」と話していました。

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