サッカー元日本代表でJFL・アトレチコ鈴鹿クラブ所属のFW三浦知良選手(57)が9月30日、三重県鈴鹿市の市立庄内小学校を訪れ、子どもたちにサッカーボールを寄贈した。

 三浦選手がCM出演する明治安田生命保険は、社会貢献活動の一環として、三浦選手の背番号11にかけて全国の子どもたちへサッカーボール1万1千個を贈ることにした。

 今回の活動で、三浦選手が子どもたちにボールを手渡すのはこの日が初めて。73人の全校児童に向け、「たくさん夢を語り、いっぱい汗をかき、いっぱい笑ってくれることを期待しています」と呼びかけた。また、「皆さんも僕もこの鈴鹿で頑張っています。でも、この先、苦しいことも大変なこともあると思いますが、みんなで一緒に越えていきましょう」と続けた。

 6年の山田珀斗さん(12)は、三浦選手とヘディングでボールの渡し合いをした。「テレビで見るよりも迫力が違った。貴重なボールなので大切にしたい」と笑顔だった。

 三浦選手は今季、5月までポルトガルでプレーし、6月にJ2横浜FCからの期限付き移籍で鈴鹿へ加入。9月29日の高知戦では途中出場し、自身が持つリーグ最年長の出場記録を更新し続けている。(辻健治)

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