■ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs チェコ共和国 日本 ー チェコ共和国(9日、バンテリンドーム)

チェコ共和国との第1戦、髙橋宏斗(22、中日)の先発マウンドは3回50球を投げ4安打2奪三振1失点と立ち上がりに苦戦。3回裏に小園海斗(24、広島)が適時内野安打を放ち同点に追いつくと4回表、2番手・才木浩人(25、阪神)に繋いだ。

立ち上がりは1回、チェコ共和国の先頭・V.メンシクに2球目のストレートを弾かれ右安打を許すも2番・エスカラを一ゴロの併殺打に打ち取り2死走者無しとした。しかし3番・フルプにレフトフェンス直撃の二塁打を浴び再び走者を背負うと4番・チェルベンカに投じた初球、センターへの適時打とされ先制点を与えた。さらに5番・プロコップに死球を与え2死一、二塁とするも6番・ムジークを三ゴロに抑え追加点は防いだ。

2回表は先頭に四球を与えるも1死一塁から9番・クビツァを三ゴロの併殺打に打ち取り無失点で切り抜けた。

1点ビハインド変わらず3回表、1番・V.メンシクに2打席連続となる右二塁打を放たれた。2番・エスカラをこの試合初めての空振り三振に仕留めると3番・フルプは三ゴロ。4番・チェルベンカを空振り三振に抑え無失点に凌いだ。

髙橋は今季21試合に登板し12勝4敗、防御率1.38をマーク。最優秀防御率のタイトルを獲得した。本拠地でもあるバンテリンドームでは12試合に登板し8勝2敗、防御率0.84と好相性を見せた。昨年3月に行われた第5回WBCと同様に最年少22歳での選出となった髙橋。WBCでは世界一に輝くも救援での登板のみ。侍ジャパンとしては初の先発登板だった。

プレミア12は今大会で5年ぶり3回目の開催となる。第1回大会(2015年)は韓国が優勝するも第2回大会(2019)では決勝で韓国に5-3で勝利し初優勝を飾った。連覇達成をかけ再び世界一を目指す侍ジャパンは13日に初戦(vsオーストラリア)を同じくバンテリンドームで迎える。

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