■第317回日本体育大学長距離記録会兼第12回NITTAIDAI Challenge Games(9日、日体大横浜健志台キャンパス陸上競技場)
女子800m日本記録保持者(1分59秒93)の久保凛(大阪・東大阪大敬愛高2)が3000mに出場し、8分59秒74で5位に入った。
スタートのやり直しを2回行い始まった3000mは、外国人選手に引っ張られるレース展開となった。久保は昨年行われた同大会では第2集団の先頭で走り、自己ベストを約6秒更新する9分17秒78の4位でゴール。今回のレースでは「9分切り」を目標に掲げ、宣言通り自己ベストを18秒縮め、5位でゴールした。
高校歴代8位のタイムをマークした久保は「この1年は特に800mで成長できたんですけど、その中でも3000mに対応する練習もしてこれたので、3000mの試合でもしっかり良い結果で終わることができたので、とても嬉しい」と笑顔を見せた。
1年ぶりとなった3000mのレース。「800mよりはスピードも遅くリラックスして走ることができるので、その中でリズムを維持しながら走れたと思うので良かった」と口にした久保。「最後、落ちることなくラスト1周切り替えて走れたので、リズムよくいけたかなと思います」と、レースを振り返った。
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