内田篤人さんが“ある方”に話を聞きました。
内田さん「カズさんです。カズさんには、現役時代に何回かご飯に連れて行ってもらったんですが
日本代表について初めてしっかりお話を伺いました」
■W杯は「ベスト8をまず目標に」
内田篤人さんと三浦知良選手 この記事の写真 内田さん「とっても緊張しております」 三浦知良選手(57)
「いえいえ。リラックスしていますね。だいぶ」 内田さん
「とんでもないです(笑)」 アトレチコ鈴鹿に期限付き移籍
写真:森田直樹/アフロスポーツ
三浦選手は日本代表として歴代2位の55ゴール。今も現役でプレーするサッカー界のキングです。
内田さん「今の日本代表をどう見ていますか?」 三浦選手
「強いなと思いますね。W杯の予選で一番大変な時に、7−0や5−0で普通勝てないじゃないですか。僕もウッチーも経験したけど、ありえない数字で勝つから、相当いいレベルにあるんだなと思うんです。アジアカップを見てたんですよ、イラン戦。日本の悪い部分が出てしまって、昔のひ弱さが出たなと。まだこういうことが起こるので、今回の最終予選も心配してたんですけど。近くで見てどうなんですか?」 今の日本代表は? 内田さん
「自信満々ですよね、もはや今は。アジアカップの経験もあり、自分たちの気持ち次第ではああいう結果になるという危機管理能力は長けてると思うし、得点もそうですけど、ピンチってほとんどないなと思って。やっぱりヨーロッパの強度は伊達じゃないなと思いました」
森保ジャパンの強さを感じつつも、日の丸を背負った2人だからこその“ある想い”がありました。
「史上最強」の今の代表に… 内田さん「今の代表って史上最強と言われるじゃないですか。僕はもう引退してるんですけど、ちょっと悔しいんですよ。悔しさ抜けないんですよ。カズさんは悔しいと思いますか?」 「俺らの時代には、俺らの時代のサッカー」 三浦選手
「やっぱりありますね。自分たちともちろん時代が違うので、比べることはできない。俺らの時代には、俺らの時代のサッカーがあって、それが最高だったと思うようなところはありますよね。当時は当時で史上最強だったんだと」 ジョホールバルの歓喜
ドーハの悲劇を経て、初めて世界の扉を開いたジョホールバルの歓喜。
多くの海外組を輩出し、世界の強豪と渡り合ったザックジャパン。
それぞれの時代の最強チームが、日本サッカーの歴史をつないできました。そして現在、史上最強と言われる森保ジャパンが、8大会連続のワールドカップを目指します。
内田さん「日の丸を背負うのは、カズさんの中で特別ですか?」 日の丸を背負うことは 三浦選手
「特別ですね。高揚感って言うんですかね、高まる気持ち。そしてゴールした時のスタジアムの何とも言えない感覚になるというか。あれ以上のものってあまりないですよね」 内田さん
「(日本代表は)目標としてはワールドカップ優勝を掲げてますけど」 「そこを超えていかないといけない」 三浦選手
「成長スピードは本当にこの30年ですごいので、可能性は広がっているんじゃないですか。でも一歩一歩だと思いますし、(ワールドカップ)ベスト8をまず目標に、そこを超えていかないといけないかなと思いますね」
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■インドネシア戦の注目点は?■インドネシア戦の注目点は?
内田さん「カズさんたちが築き上げてくれたものを、僕たちの代は越えようとしていましたし、今の選手たちはさらに、その上に。そういったバトンがまずは目標のベスト8につながっていって、それが15日のゲームになっていくんだと思います」 大越健介キャスター
「明日のインドネシア戦はパリオリンピックのアジア予選は韓国にインドネシアは勝っています。これは油断できない相手だなと思うんですけど」 内田さん
「熱狂ももちろんすごいですし、まずはインドネシア粘るんですよ。先制されないように。そこに日本代表が焦らないこと。ただ、ここでフォワードの上田、そしてディフェンダーの谷口選手が今回、けがでいないので。そこを人で補うのか、フォーメーション戦術で補うのか。新しい選手も出てくるんじゃないかと楽しみにしています」
(「報道ステーション」2024年11月14日放送分より)
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