セレモニーには菊池投手本人も参加し、始球式でマウンドからボールを投げると、集まった人たちから大きな拍手が送られました。
“マウンドの王様”を意味する「King of the Hill」と名付けられたこの屋内練習場は、自身や子どもたちがいつでも練習できる環境を整備しようと、菊池投手が母校の岩手県花巻市にある花巻東高校の近くに建設を進め、このほど完成しました。
広さはおよそ1400平方メートルあり、このうちマウンドを囲むようにカメラが設置されたブルペンでは、マウンドからボールを投げると、球速に加えて回転数や角度、それに体の動きなどが瞬時に画面に表示され、癖や改善点がわかるようになっています。
また、トレーニングジムやサウナルームも設けられているほか、大リーグで活躍した選手や現役選手たちのサインボールなども展示されています。
セレモニーのあと、菊池投手はNHKの取材に応じ「この施設で、できるだけ多くの子どもたちと触れ合って練習することで、野球だけでなく、人としても成長できる場所にしていきたい。施設の名前のとおり『王様』と言われるようなピッチャーを育てていきたい」と話していました。
施設では早速12月から、幼児から中学生を対象にした野球スクールが始まる予定です。
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