第3回世界野球「プレミア12」スーパーラウンド
日本 9対1 アメリカ 東京ドーム
オープニングラウンドを全勝で突破した侍ジャパンは、21日にアメリカと対戦した。
小園海斗選手(24歳・広島)が2本塁打7打点、投げては先発・高橋宏斗投手(22歳・中日)が4回8奪三振無失点と好投し9対1でアメリカに大勝した。
侍ジャパンは、22日に東京ドームでベネズエラと対戦する。
■先発・高橋投手が4回8奪三振無失点と好投
1回表、侍ジャパンの先発・高橋投手がアメリカ打線を三者連続三振に切って取り、完璧な立ち上がりを見せる。
1回裏、桑原将志選手(31歳・DeNA)が相手セカンドのエラーで出塁し、3番・辰己涼介選手(27歳・楽天)がセンター前ヒットを放ち、1アウト1塁2塁のチャンスをつくる。
しかし、MLB最年長のヒル投手(44歳)は後続を打ち取り、無失点に切り抜ける。
2回以降も高橋投手は好投し、4回8奪三振無失点とアメリカ打線を封じた。
両チームとも得点を奪えず、迎えた5回に試合が動く。
侍ジャパンは好投していた高橋投手から、隅田知一郎(25歳・西武)に継投。しかし、先頭打者・トーマス選手に甘く入ったフォークボールを打たれ、先制ソロホームランを許す。
しかし、侍ジャパンはすぐに逆転する。
5回裏、7番・源田壮亮選手(31歳・西武)と8番・佐野恵太選手(29歳・DeNA)の連続ヒットで1アウト1塁2塁のチャンスをつくる。
このチャンスで9番・坂倉将吾選手(26歳・広島)がタイムリー2ベースヒットを放ち、下位打線で同点に追いつく。
■小園選手が5打数3安打2本塁打7打点と大暴れ!
その後、2アウト1塁3塁の場面で2番・小園選手がライトへのタイムリー3ベースを放ち、2点を追加し、この回に一挙3点を入れ逆転に成功する。
侍ジャパンは、さらにアメリカを突き放す。
7回裏、2番・小園選手がライトスタンドへ飛び込む3ランホームラン、8回裏にも小園選手が2ランホームランを放ち、9対1とリードを広げた。
小園選手は5打数3安打2本塁打7打点と大活躍。
8点リードで迎えた9回表、横山陸人投手(23歳・ロッテ)が、ランナーを2塁に背負うも無失点に抑え、9対1で試合終了。
打線が11安打9得点、投げてはアメリカ打線から16個の三振奪った。
侍ジャパンは、22日に東京ドームでベネズエラと対戦する。
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