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第3回世界野球「プレミア12」スーパーラウンド
日本 9対6 ベネズエラ 東京ドーム

アメリカに9対1と大勝した侍ジャパンは、22日にベネズエラと対戦した。
ベネズエラに一時はリードされるも、牧秀悟選手(26歳・DeNA)の勝ち越し満塁ホームランなどで、9対6でベネズエラに勝利した。

侍ジャパンは、23日に決勝進出をかけてチャイニーズ・タイペイと対戦する。

■好調・小園選手のヒットをきっかけに侍ジャパンが先制

1回表、侍ジャパンの先発・才木浩人投手(26歳・阪神)が死球で出塁を許すも、3奪三振で上々の立ち上がりを見せる。

対する侍ジャパンは1回裏、前日のアメリカ戦で2本塁打7打点と大活躍した2番・小園海斗選手(24歳・広島)が初球を引っ張り、右中間への2ベースヒットでチャンスをつくる。

すると3番・辰己涼介選手(27歳・楽天)がレフトフェンス直撃のタイムリー2ベースヒットを放ち、先制に成功する。

続く、4番・森下翔太(24歳・阪神)のタイムリーヒットと7番・源田壮亮選手(31歳・西武)のゴロの間にランナーがホームにかえり、3対0とリードを広げる。

■ベネズエラが2ランなどで逆転も

先制直後、ベネズエラが反撃する。
2回表、1アウト1塁の場面で、7番・レイエス選手がバックスクリーンに飛び込む2ランホームランを放ち、1点差に縮める。

3対2で迎えた6回表、この回からマウンドに上がった井上温大投手(23歳・巨人)がつかまる。
1アウト1塁で、4番・ペレス選手がレフトへの逆転2ランホームランを浴びる。
さらに、8番・アルシア選手にもタイムリーヒットを打たれ、3対5とリードを広げられる。

■牧選手の勝ち越し満塁ホームラン 今大会初の「デスターシャ」も

しかし、ここまで全勝の侍ジャパンが力を見せる。
6回裏、1アウトランナーなしで9番・坂倉将吾選手が1点差に詰め寄るソロホームランを放つと、2アウト満塁の場面で、5番・栗原陵矢選手が(28歳・ソフトバンク)がボールを見極め、押し出しで同点に追いつく。

なおも2アウト満塁で、6番・牧秀悟選手(26歳・DeNA)が打席に入る。 2球目のスライダーを捉えると、打った瞬間にホームランを確信した打球はレフトスタンドに飛び込む勝ち越しのグランドスラム。
牧選手がベンチに戻ると、恒例のホームランパフォーマンス「デスターシャ」を披露した。

侍ジャパンが、打者一巡の猛攻で9対5と試合をすぐにひっくり返す。

4点リードして迎えた9回表、大勢投手(25歳・巨人)が抑えで登板する。
ダブルプレーで2アウトするも、そこから連打を浴びて1点を失う。
しかし最後は三振に仕留め、粘るベネズエラを振り切り、9対6で試合終了。

ベネズエラに一時はリードされるも、坂倉選手の反撃のソロホームランや牧選手の勝ち越し満塁ホームランなどで、9対6でベネズエラに勝利した。

侍ジャパンは、23日に決勝進出をかけてチャイニーズ・タイペイと対戦する。

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