去年の世界選手権のビッグエアで金メダルを獲得した19歳の長谷川選手は、横に5回転半する大技とエアの安定感が持ち味で、再来年冬のオリンピックに向けてメダル獲得が期待されています。

長谷川選手は今シーズンのワールドカップ ビッグエアの開幕戦で優勝したあと一時帰国していて、22日は富山県で練習を公開しました。

長谷川選手は雪上よりもボードのコントロールが難しくなるという人工芝のコースで、ふだんよりも回転数を落として横に4回転半する技や空中でボードをつかむ技などを繰り返して感覚を磨いていました。

長谷川選手は「どんな大会でも自分の滑りをすることが大事で絶対に譲れないものだ。今シーズンは世界選手権とXゲームズがいちばん大きい大会なので、スロープスタイルとビッグエアの両方で優勝したい。自分の滑りをしていい成績を残したい」と今シーズンの抱負を話しました。

また、2連覇がかかる来年3月の世界選手権に向けては「周囲の期待もあると思うが、自分の中ではあまり考えずに、1つの大会としてふだんと変わらず同じモチベーションでやっていきたい」と話していました。

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