■MLB パドレス 6ー4 レッズ(日本時間1日、カリフォルニア州サンディエゴ、ペトコ・パーク)

パドレスのダルビッシュ有(37)が1日(日本時間)、本拠地でのレッズ戦に先発。5回、70球を投げて被安打3、奪三振3、四死球0、失点0。ダルビッシュは今季6試合目でシーズン初勝利、日米通算200勝まであと3勝に迫った。

「コントロールも全体的に良かったと思いますし、大事なところでいいところに球が行って、それで打ち取れていたので、全体的に良かったと思います。(首も)ほぼほぼいい状態と言ってもいいんじゃないかな」と話し、「昨日は、明日大丈夫かなぁとか思ってたんですけど(笑)実戦もなく。でも今日になったら全くそんなこと考えてなかったですし、普通の先発の日だと思って、バッターのことをちゃんといつも通り勉強して、集中して入っていった」と冷静に振りかえった。

日米通算200勝まであと3勝に迫ったが「やっぱあと3つ、4つとかって考えてしまうと、やっぱり途方もなく感じるので、一週間に1回とかしか投げないですし。だからとにかく日々、どうやったらもっと上手くなれるかっていうところを考えながら、あと3つですか、積み重ねていきたい」と語った。

そして、2023年7月以来となった勝利に「こうやって終わって、音楽がクラブハウスで流れてて、みんなが笑顔でっていうところを見ると、やっぱりすごく嬉しく感じます」と安堵の表情を浮かべていた。

6対4と2点差の7回途中からマウンドに上がり、1回2/3をパーフェクトリリーフしてダルビッシュの今季初勝利をアシストした松井裕樹(28)は「いやもう本当に嬉しいです」と笑顔を見せた。

「前回、イニングまたぎでやられているところだったんですけど、いい場面でマウンドに上げてもらったんで、なんとか結果で返したいなと思いましたし、そのまた同じ状況、アウト2個取った後のイニングまたぎというところで、同じミスをしないように。イニング間でいい準備ができたので、2イニング目も後ろのピッチャーの力を借りずに帰ってこれた」と自身の成長に目を細めた。

プレッシャーのかかる登板が続いているが「それは中継ぎの使命というか、大事な勝ちを背負って投げるっていうのが仕事なので、なんとか勝ちを持ってきて、(抑えの)スアレスに繋げて勝てたので、良かったです」と話し、報道陣から「ナイスジョブでした」と称えられると「ありがとうございます(笑)」と満面の笑みを見せた。

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