13年目のシーズンを終えた広島カープの 菊池涼介 選手が5日、契約更改に臨み、来シーズンへの “変化” を口にしました。
広島カープ 菊池涼介 選手
「個人的にはまったく話にならないというような結果になってしまったので、『来年、しっかり活躍します』と誓ってきました」
契約更改交渉に臨んだカープ一筋13年、34歳の菊池涼介選手。今シーズンもセカンドのレギュラーとしてグラウンドに立ち続け、出場しなかったのはわずか7試合のみ。
数多くの華麗かつ堅実な守備でファンを沸かせただけでなく、ピースナイター(8月14日)での劇的サヨナラ弾などチーム2位タイの9本のホームランを放ちました。
試合136 打率.241 本塁打9 打点38 盗塁2
また、球団2位となる12年連続の100安打を達成。鉄人・衣笠祥雄 さんや 高橋慶彦 さんに並びました。
8月には過去に4人しかいなかった350犠打をマーク。大技・小技を問わず、さまざまな形で監督の起用に応えました。
菊池涼介 選手
「気付けばそういう数字なっていたという感じになりましたけども、まずは信頼して使っていただいた監督陣の方がたのおかげですし、ぼくも大きなけがというのがなかったのが、そういう積み重ねになってきたのかなというふうに思っているので、やはり、“けがをしない” というのはたいへんであり、一番大事な項目なんじゃないかなとあらためて思います」
2年契約の2年目となる来シーズンは、現状維持の推定2億5000万円で契約を更改。新井監督とともに3連覇を経験した男は、“若手の鑑” となりながら、くやしさを来季にぶつけます。
菊池涼介 選手
「監督自身の『変化』という言葉も聞きましたし、ぼくも変化しなければならないと思っていますし、その中で若手に伝えられなかったことって、ここ数年いっぱいあったし、ピッチャーのところに近寄って声をかけるということも『若手にやってほしいな』というふうに思いながら退いていた部分がたくさん、数年あったんですけども、来年からまた、伝えられることはしっかり伝えるし、ピッチャーのもとに何回も行く場面が増えると思います」
「それくらい、また変わって自分から行動を起こしてというふうに思っていますので、先頭に立てるように自分自身も成績を残さないといけないという意味でも発破をかけてやっていきたいと思います」
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