サッカーJ2のファジアーノ岡山は、7日に岡山市北区のシティライトスタジアムでベガルタ仙台とJ1昇格プレーオフ決勝を戦う。リーグ戦5位の岡山は6位の仙台と引き分けても、初のJ1昇格が決まる。
1日のプレーオフ準決勝では、岡山が4位のモンテディオ山形に3―0、仙台は3位のV・ファーレン長崎に4―1と、そろってアウェーで上位チームを倒した。
両チームの過去の対戦成績は、仙台がJ2に降格した2022年以降、岡山の4勝2分け。今季は5月のアウェー戦が4―1、7月のホーム戦が2―0といずれも岡山が制した。
6日にオンライン会見した岡山の木山隆之監督は「1年間、昇格を目指す上で我々は完全なチャレンジャーだと言い続けてきた。スタンスは変わることはない」と話した。
仙台の森山佳郎監督は「引き分けでは僕らは負けてしまう。防御の堅い岡山相手にどう攻めていくか思案中です」と応じた。
岡山の竹内涼主将は「試合を重ねるごとに自信が大きなものになってきた。自分たちらしく強気に戦い、必ず昇格をつかみとりたい」とした。
4日に発売された決勝のチケットは、7時間弱で完売。木山監督は「我々はずっとJ1を夢見て、少しずつ頑張ってきたクラブ。一度も上がったことのないJ1への扉を開けるのは大切な使命だと感じている。力を合わせて全てを出し切りたい」と決意を語った。
試合は7日午後1時5分キックオフ。
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